ヘアスタイリストになるには|必要な資格や向いている人の特徴を紹介

髪を自由自在に扱い、その人のなりたい美しさを提供するヘアスタイリストは、多くの人が憧れる華やかな職業です。ヘアスタイリストになりたいけれど、どうすればなれるのか、資格はいるのかなど、疑問をもつ人は多いでしょう。 ここでは、ヘアスタイリストになるための資格をはじめ、実際の仕事内容や、やりがいについて紹介します。求められるスキルについてもまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。


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ヘアスタイリストになるには資格は必要?

ヘアスタイリストになるには、資格が必要です。必ず取得しなければならない資格と、必須ではないものの良い資格のふたつに分けて紹介します。

美容師免許が必須

ヘアスタイリストは、人の髪の毛を扱う職業であるため、美容師免許が必須です。美容師免許は、国家資格であるため、厚生労働大臣指定の美容師養成施設で2年以上の課程を修了しなければ受験資格が与えられません。

基本的には、美容系の専門学校へ進学し、そこで技術を習得してから国家試験に挑むケースが多いです。

美容師免許の試験では、衛生管理や法律に関する筆記試験と、ウィッグを使ったカットやアレンジを行う実技試験が実施されます。

あると良い資格

ヘアメイクだけでなく、メイクアップができるほうがトータルでサービスを提供できるため、メイク系の資格があれば就職に有利です。

さらに、ヘアスタイリストの仕事が多い、成人式や結婚式に備えて、着物の着付師の資格もあると仕事の幅が広がるでしょう。

ヘアスタイリスト自体は美容師免許を取得すればなれますが、付加価値としてこれらの資格を取得することで、就職はもちろん、個人で開業する場合にも有利です。

ヘアスタイリストの具体的な仕事内容

ヘアスタイリストは、さまざまな場所で活躍できる職業です。活動する場所によって、仕事内容も変わります。ここからは、実際にどのような仕事をするのかを見ていきましょう。

ヘアサロン(美容室)でのヘアメイク

ヘアスタイリストが活躍するもっとも身近な場所として挙げられるのは、ヘアサロンです。ヘアサロンでは、カットからヘアメイクまで担当し、お客様のなりたい髪型へ変身させます。ヘアサロンでの仕事は、多くの人がイメージしやすいのではないでしょうか。

具体的な仕事内容としては、どのような髪型になりたいか、お客様の要望をヒアリングし、その内容に応じてカットやカラー、パーマ、シャンプーなどを行います。

業務はお客様の髪型が完成するまでのすべてを担当する場合と、同じヘアサロンで働くほかのヘアスタイリストと協力しながら、一部のみを担当する場合の2パターンに分けられます。

ブライダル業界でのヘアメイク

結婚式や結婚式の前撮りをするフォトスタジオなど、ブライダル業界でもヘアスタイリストは活躍します。

新郎新婦のヘアメイクはもちろん、メイクアップや着付けまで、トータルで対応しているヘアスタイリストもたくさんおり、ブライダルヘアアーティストとも呼ばれます。

結婚式という特別な日のヘアメイクやメイクアップを担当するため、責任感のともなう仕事です。

しかし、特別な日だからこそ自分の技術を使って、幸せに彩りを添えるお手伝いができるため、やりがいのある仕事であるともいえます。

著名人へのヘアメイク

モデルやタレントなどへのヘアメイクを担当するのは、ヘアスタイリストが憧れる仕事のひとつでもあります。海外では、ヘアメイクのみを担当することが多いですが、日本では、ヘアメイクだけでなく、メイクアップも同時に依頼されることも少なくありません。

また、著名人へのヘアメイクを仕事にする場合は、広告やCM撮影、映画の撮影などの現場で、役やイメージに合わせたヘアスタイリングを行うため、高いスキルが必要です。

例えば映画の撮影となると、作品の内容を把握した上で、監督や演出家の意向を聞き、それに沿ったヘアメイクを施さなくてはなりません。撮影内容によっては、特殊メイクに合わせて、普段とは異なる変わったヘアメイクをすることもあります。

ヘアスタイリストのやりがい

仕事をするなら、やりがいは重要なポイントです。ヘアスタイリストは、多くの人が憧れる職業の裏付けとして、大きなやりがいも得られる職業です。

人によってやりがいを感じる部分は異なりますが、ここでは、ヘアスタイリストの主なやりがいを大きく3つの項目に分けて紹介します。

結果が直接みえる

ヘアスタイリストは、直接お客様とコミュニケーションを取りながら、自分の技術を使って魅力を引き出す仕事です。

スタイリングを施したお客様の反応を直接見ることができるため、やりがいを感じやすい職業であるといえます。

例えば、目の前で喜んだ顔を見られたり、感謝の言葉をかけてもらえたりすることは、大きなやりがいにつながります。また、要望通りの髪型にできたときには、達成感もその場で感じられるでしょう。

独立のチャンスもある

ヘアスタイリストは、スキルアップしていけば独立できる職業です。簡単なことではありませんが、アシスタントから技術を磨き、トップスタイリストへと独立する人は多くいます。

ヘアスタイリストの技術や経営のノウハウを学び独立して、自分のお店をもつ人もいます。

ヘアスタイリストといっても、ヘアサロンだけでなくさまざまな働き方があるため、自分の進みたい方向で独立するのも夢ではありません。

一生使える技術が身につく

美容師免許やヘアメイクの技術は、一度取得すれば一生ものです。手に職という言葉に当てはまるように、身につけた技術と経験を活かし、地域や年齢を超えて活躍できる場がたくさんあります。

結婚や出産など、人生の節目で一度現場を離れた時期があったとしても、また復帰しやすい職業であるともいえます。独立開業すれば、定年もなく自由に働ける可能性も広がるでしょう。

ヘアスタイリストになるために必要な能力

ヘアスタイリストになりたいけれど、実際にどのようなスキルが求められるのか不安な人も多いでしょう。ヘアカットやアレンジの技術はもちろんですが、それ以外にも、求められるスキルがあります。

コミュニケーション能力

ヘアスタイリスに求められるスキルは、単純に髪を切ったりアレンジしたりする技術だけではありません。

お客様のイメージや好みをしっかりと聞き出せないことには、満足してもらえるサービスは提供できません。

コミュニケーションの中から、お客様が言いたいことや伝えたいことを汲み取れる、コミュニケーションスキルは必須であるといえます。

また、信頼感も大切な仕事であるため、上手くコミュニケーションを取りつつ、お客様の希望に応えることが重要です。

ヘアスタイルへの高い関心

日頃から、ヘアスタイルに関心をもって、勉強し続けることはとても重要です。美容師免許は取得すれば一生ものの資格ではありますが、時代に合ったヘアスタイルを取り入れることは、お客様に満足してもらえる施術をするうえで欠かせません。

また、自分自身のヘアスタイルやファッションへも気を使うことも、お客様の信頼を勝ち取るうえで重要です。

技術を習得して終わりではなく、時代やトレンドに合ったヘアスタイルへのスキルを日々高めることが、一流のヘアスタイリストへの道といえます。

まとめ

ヘアスタイリストは、国家資格である美容師免許が必要ですが、自分の技術や探究心が直接結果に出るやりがいがある職業です。髪を扱う技術だけでなく、コミュニケーションスキルも磨きながら経験を積めば、誰もが憧れるヘアスタイリストになれるでしょう。

努力次第で独立開業やトップスタイリストも夢ではないため、自分が進みたい道を見出して技術を磨いていきましょう。