オープンキャンパスでは何を聞く?聞くべき質問&NG質問を徹底解説

オープンキャンパスは、進学先を選ぶためにぜひ参加しておきたい重要なイベントです。学校の雰囲気や教育方針を実際に感じる機会として、訪問中に疑問点を積極的に質問することが重要です。カリキュラムや資格取得、就職率など、多くの情報を得ることで、自分に最適な進路を見つけるための判断材料が揃っています。今回は、質問例を交えてオープンキャンパスでどのような質問をすると良いかを解説します。


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オープンキャンパスに行った際にしておきたい質問

オープンキャンパスは、学校の雰囲気や特徴を直接確認できる絶好の機会です。先生に質問をすることで、学校について詳しく知ることができ、自分に合った学校かどうかを見極める手助けになります。わからないことはその場で解決し、不安を解消するよう心がけましょう。

学校の特色

パンフレットやWebサイトだけではわからない、学校ならではの魅力を直接確認できるのがオープンキャンパスの醍醐味です。「この学校はどんな学生に向いていますか?」と尋ねると、学校が大切にしている人物像や校風を具体的に知ることができます。

また、「他の学校と比べてどのような点が特徴ですか?」と聞くことで、他校との違いや独自の強みを理解する手がかりになります。

自分の興味や目標と学校の特色がマッチしているか確認することで、入学後のミスマッチを防ぐことができます。気になる点は遠慮せず積極的に質問してみましょう。

<質問例>
・この学校はどんな学生に向いていますか?
・他の学校と比べてどのような点が特徴ですか?
・この学校ならではの強みや取り組みを教えてください。
・学校が大切にしている教育方針や理念はどのようなものですか?

学部・学科で学ぶ内容・カリキュラム

学部や学科の学びの内容やカリキュラムについて質問する理由は、将来の自分の学びがどのようなものになるかを具体的にイメージし、進学先が自分の興味や目標に合った環境であるかを確認するためです。

カリキュラムや教員の専門性、授業形式などを知ることで、より充実した学生生活を送るための判断材料を得られます。

<質問例>
・学部・学科の具体的な学びの内容は?
・教員の専門分野は?
・実習の割合はどの程度か?
・授業は1クラス何人規模で行われるのか?
・卒業までにどのような知識や技術を身に付けることができるのか?
・コースや学科の変更が可能か?
・授業は1日何コマですか?1コマの授業時間はどれくらいですか?

取得できる資格

資格に関する質問をする理由は、将来のキャリア形成に直結する資格取得の可能性や、それに向けた学校のサポート体制を把握するためです。進学後に後悔しないためにも、自分が目指す資格が取得可能であるかを事前に確認することは非常に重要です。

<質問例>
・自分が目指している資格を取得できるか?
・資格の合格率や、サポートプログラムはあるか?

就職率や卒業後の進路

卒業後の進路に関する質問は、自分の目指すキャリアに向けた環境が整っているかを確認するために重要です。求人数や就職率、卒業生の進路、学校が提供するサポート内容を把握することで、自分の進路がどれだけ具体的かつ現実的であるかを判断できます。

<質問例>
・卒業生はどのような職場に就職しているのか?
・就職率はどれくらいか?
・就職に向けたサポートはどのようなものがあるのか?
・履歴書の添削や模擬面接の実施は行われているか?

入試

入試に関する質問をする理由は、試験に向けた準備を効率的に進めるためです。入試形式や日程、選抜方式などを知ることで、適切な対策を立てることができます。また、特待生入試や学費免除制度についても確認することで、進学にかかる費用の負担を軽減する選択肢を見つけられます。

<質問例>
・入試の選抜方式や日程は?
・出題傾向は?
・筆記試験の過去問題を入手できるか?
・面接の形式や内容は?
・他の学校に併願する場合の入学手続きのタイミングや費用は?
・特待生入試や学費免除制度の有無は?

学費の詳細や奨学金制度について

学費や奨学金制度について質問する理由は、進学にかかる費用を明確にし、経済的な計画を立てるためです。学費の内訳や奨学金の条件を事前に把握することで、進学後の予想外の負担を防ぎ、安心して学業に集中できる環境を整えることができます。

<質問例>
・入学金、授業料、実習費、教材費などの学費の内訳は?
・奨学金や授業料減免制度は利用可能か?その条件は?
・不合格だった場合、別の入試方法で再度受験することはできるか?
・学費の分割払いはできるのか?

留学制度

留学制度について質問する理由は、将来のキャリアや学びの幅を広げるために、留学がどのように役立つかを確認するためです。提携校の有無、留学先での単位認定、費用支援などの情報を把握することで、自分にとって最適な留学の選択肢を見極めることができます。

<質問例>
・提携校の数や国・地域は?
・留学先への派遣人数や受け入れ人数は?
・留学には事前審査や学内選抜があるか?
・留学先で取得した単位が卒業単位として認定されるか?
・留学費用へのサポートはあるか?

在校生にしておきたい質問

学校の雰囲気や授業内容、アルバイトの有無、受験の体験談などは、オープンキャンパスで在校生に聞くことで具体的なイメージをつかむことができます。

在校生から直接話を聞くことで、学校案内パンフレットやWebサイトではわからないリアルな情報を得られる点が大きなメリットです。ここでは、在校生に聞いておきたい質問例を紹介します。

授業や講義

授業の内容や雰囲気について質問することで、学校が自分に合っているかどうかを判断できます。例えば、「授業はどのように進められていますか?」と聞けば、授業の進め方や先生の教え方を具体的に知ることができます。

また、「面白い授業は何ですか?」と尋ねれば、興味を持てる科目や学校の特徴的な授業が見えてきます。さらに、「課題は多いですか?」や「資格の勉強は難しいですか?」といった具体的な質問をすることで、学校での学習スケジュールや課題の負担感を理解できます。

<質問例>
・授業はどのように進められていますか?
・面白い授業やおすすめの授業はありますか?それはどんな内容ですか?
・授業の雰囲気やクラスの人数はどのくらいですか?
・入学を決めた理由やきっかけを教えてください。
・普段の学校の雰囲気は明るいですか?生徒間の交流は多いですか?
・資格取得に向けてのサポートはありますか?どのくらいの勉強量が必要ですか?
・課題の内容や量はどうですか?大変だと感じることはありますか?

学校生活や行事の思い出

学校生活や行事について具体的に質問をすることで、学業以外の面でもその学校が自分に合っているかを確認できます。例えば、「興味のあるサークルや部活動はありますか?」と尋ねれば、学校内での課外活動の内容や雰囲気を知ることができます。

また、「学校帰りのおすすめスポットはどこですか?」という質問は、その地域ならではの魅力や生活スタイルを具体的にイメージする助けとなるでしょう。

<質問例>
・興味のあるサークルや部活動は何ですか?その活動内容を教えてください。
・部活動の雰囲気はどんな感じですか?初心者でも参加しやすいですか?
・学校で開催される行事で印象に残っているものはありますか?
・学校帰りに寄れるおすすめのスポットやお店はありますか?
・放課後や休み時間はどのように過ごしていますか?

ひとり暮らしと学業の両立

ひとり暮らしを予定している場合、学業と生活の両立が可能かどうかを確認することが大切です。「アルバイトはしやすいですか?」と質問すれば、学業に支障がない範囲で働けるかを知ることができます。

また、「学生寮の有無や費用」を尋ねれば、住まいの選択肢や費用感について具体的にイメージできます。これらの質問を通じて、進学後の生活をより具体的に計画することが可能です。

<質問例>
・アルバイトはしやすい環境ですか?おすすめの職種や時間帯はありますか?
・学生寮はありますか?その費用や生活環境について教えてください。
・ひとり暮らしをしている学生はどのくらいいますか?そのメリット・デメリットは何ですか?
・奨学金の利用状況について教えてください。どのように申請すれば良いですか?
・通学時間はどのくらいかかりますか?公共交通機関の利便性はどうですか?

入試について

入試についての具体的な情報は、受験準備を進めるうえで非常に参考になります。「どの入試方法で受験しましたか?」と尋ねれば、その学校の受験スタイルを理解する手助けになります。

また、「面接試験ではどんな内容を聞かれましたか?」や「特待生試験を受験する場合のポイント」などを聞くことで、受験対策を効率的に進めることができます。さらに、「願書の書き方」について聞いておくと、書類作成での失敗を防げます。

<質問例>
・どの入試方法で受験しましたか?それを選んだ理由を教えてください。
・面接試験ではどんな内容が問われましたか?どのように答えると良いですか?
・入試前にどのような対策をしましたか?具体的な勉強方法を教えてください。
・特待生試験を受ける場合、特待生になるために何をすれば良いですか?
・願書や書類の作成で注意すべきポイントは何ですか?

避けるべきNG質問&行動

オープンキャンパスは、学校の雰囲気や授業内容を知る大切な機会です。同時に、先生や在校生から自分の姿勢も見られている場でもあります。何気ない言動が思わぬマイナス印象につながることもあるため、基本的なマナーを意識することが大切です。

ここでは、オープンキャンパスで気を付けたいNG質問や行動について解説します。

礼節を欠いた言葉遣い・態度

オープンキャンパスでは、丁寧な言葉遣いと落ち着いた態度を心がけましょう。

在校生や先生が優しく接してくれると、つい普段通りの話し方になってしまうことがあります。しかし、タメ口や乱暴な言い方は避け、できるだけ敬語を使うのが安心です。難しい敬語を完璧に使う必要はありませんが、「です・ます」を意識するだけでも印象は大きく変わります。

また、質問されたことにははっきりと答えるようにしましょう。うつむいたまま小さな声で話したり、曖昧な返事をしたりすると、自信がない印象を与えてしまうことがあります。相手の目を見て話を聞き、うなずきや「ありがとうございます」といった一言を添えるだけでも、誠実さが伝わります。

さらに、遅刻や無断欠席は避けたい行動です。開始時間に間に合うよう余裕を持って行動し、やむを得ず参加できなくなった場合は、事前に連絡を入れるようにしましょう。社会人としての基本的なマナーを意識することが、将来にもつながります。

他校の悪口や批判

他の学校を悪く言う発言は控えるようにしましょう。

進路を考える中で、いくつかの学校を比較するのは自然なことです。しかし、「別の学校はあまり良くなかった」などの否定的な発言は、聞いている側にあまり良い印象を与えません。また、自分自身の評価を下げてしまう可能性もあります。

大切なのは、他校を下げることではなく、「この学校のどこに魅力を感じているのか」を伝えることです。カリキュラムや設備、サポート体制など、前向きなポイントに注目して話すことで、真剣に進路を考えている姿勢が伝わります。

落ち着いた態度で前向きな発言を心がけることが、好印象につながります。

過度に個人的な質問

質問は、授業内容や学校生活など、進路に関係する内容を中心にしましょう。

疑問を解消するために質問することは大切ですが、先生や在校生のプライベートに深く踏み込むような内容は避けた方が無難です。相手を困らせてしまう可能性があります。

また、自分だけが気になる細かい話題を長く続けると、他の参加者の時間を取ってしまうこともあります。質問をする前に、「進学を考える上で本当に必要な内容か」を一度考えてみると良いでしょう。

目的に合った具体的な質問をすることで、有益な情報を得られるだけでなく、前向きな姿勢も伝わります。節度を意識しながら、充実した時間を過ごしましょう。

まとめ

オープンキャンパスは、学校選びの重要なステップとして、学校の特色や雰囲気を直接確認できる貴重な機会です。学校の特色や学部・カリキュラム、資格取得、就職支援、奨学金制度、留学制度などについて質問し、進学先が自分に適した環境かどうかを確認しましょう。また、在校生との交流でリアルな学校生活の情報を得ることも有益です。

一方で、礼節を欠く言葉遣いや他校への批判、場にそぐわない個人的な質問は避け、マナーある態度で参加することが大切です。事前に質問リストを準備し、積極的に情報を集めて、後悔のない進学先選びを実現しましょう。

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