ビューティコンテスト総合１位　新津さんインタビュー

ビューティコンテストの受賞おめでとうございます！今のお気持ちは？

新津さん：ありがとうございます。今も実感がなくて、呼ばれるとは思ってなかったから、呼ばれた瞬間すごいびっくりしました。

新津さん：すき毛が入っています。（丸みがある頭部に）ちゃんとつかないとグラグラして、髪の毛を上にかぶせるときにその土台がしっかりしていないと長時間スタイルを保てないので、そこをしっかり行ったことと、その前段階の髪を縛るところから丁寧に行わないと良いスタイルが作れないのでそこはこだわりました。

あのスタイル何時間ぐらいかかりましたか？

新津さん：メイクや着付けも併せて3時間くらいです。

凜というテーマでは特にこだわりは？

新津さん：和をテーマにしたチームだったので、髪の毛はつやを出すことを集中してツヤを出すために面がきれいにすることと、面の出しやすいスタイルをと考えたときにシニヨンが浮かんだのですが、1つだけだとつまらないので3つ作って和のモチーフである毬をイメージしました。髪のツヤを出すことで、艶やかさも出せると思いました。

特にヘアスタイルでこだわった技術ポイントは？

新津さん：非対称・アシンメトリーなスタイルなのでバランスを整えるのが難しかったです。1つ目のシニヨンは正中線の真ん中に作りつつ3つあるシニヨンも立体的にそれぞれの大きさを変えてバランスを整えていきました。

帯も後ろではなく前で結んでましたね

新津さん：前からの印象がチームの作品と見比べたときに印象が薄かったので、衣装は前を豪華にしてインパクトを出して、後ろはヘアスタイルが目立つようにしました。

ヘアスタイルや衣装などの構想はどのくらいかかりましたか

新津さん：周りに比べて決まるのが遅くて、全部「自分がこうしたい！」って思えたものが完成したのはギリギリでした。オーディションの時に審査員の方にヘアスタイルの印象が薄いと言われたので、飾りの水引を太くしたり、紐だけでなく右側頭部のスペースを埋めたかったので、そこに花をつけたりしました。飾りが決まったのも前々日くらいです。

前髪の金箔も素敵だと思うのだけど。

新津さん：金箔は1番やりたかったところです。前髪も1番迷ったところで、相モデルの方が透けバングだったのでシニヨンを目立たせるために前髪を厚めに流して、流したところが印象的にさみしくならないように金箔をはりました。髪とツヤと金箔で相性が良いのではないかと思ったのがハマりました。

全体を通してショーをやってみてどうでしたか？

新津さん：この経験があったから自分の技術を磨きをかけることができたというところが良かったなぁと思っています。先生にもアドバイスをいただいて、コンテスターの科目を取ってアップスタイル部門の関東大会へチャレンジしたのですがその経験も活かせたし、結果的に賞をいただくことができてこれからのやる気にも繋がったと思います。

先生からはどんなアドバイスをもらったの？

新津さん：つや出しのことと、一番大変だったバランスのとり方、すき毛の使い方、スタイリング剤の使い方など、もうすべて基本中の基本から全部教わりました。

基本は大事だもんね。アップスタイルのコンテストに出たことが活きたことは何？

新津さん：これはもう確実にブラシの使い方です。とかしこみが1番面のツヤにつながってくると思います。

このスタイルだとスタイリング剤はどんなものを使っているの？

新津さん：固めのワックスと、最後の仕上げのツヤだしにグロスと、崩れないようにスプレーをしました。

日々のことも聞いてみたいんだけど、美容学生で大変なことは？

新津さん：もう、すべて（笑）技術を身に着けるために努力すること。一回だけじゃ身に着かないから何回も練習するっていうのが大変。（笑）身につくまでに時間がかかるタイプなので嫌って思うくらいやらないと身につかないです。

嫌！って思ったときはどう切り替えているの？

新津さん：一回切り替えるか、嫌って思ってもやり続けるか。続けるとなんかゾーンに入ってくるんですよ！

偉！見習おうと思いました（笑）じゃあどの授業が好き？

新津さん：一番ためになったのはワインディングです。1年の頃からやり続けていたからコームの使い方とかウィッグの扱い方とかの基本が詰まっている感じがするので、やっていて良かったなと思います。今になってより実感しました。

将来の夢は？

新津さん：お客様とのコミュニケーションや気遣いもできて、技術も怠らない愛される美容師です！内定先がテレビや雑誌とかの撮影でのヘアメイクを受注しているサロンでもあるのでそちらもチャレンジしていきたいです。

ゆくゆくは売れっ子ヘアメイクさんかな？

新津さん：なれるといいですね！（にこにこ）

じゃあ締めに今後の抱負を教えてください！

新津さん：まずは国家試験受かりたいです。受かるために好き嫌いなく努力します。

頑張るぞ！

新津さん：オー！（右こぶしを挙げて）